海亀はドイツに行きたい

そうだ、仕事辞めよう

読書が苦手な私が年間100冊読んだ方法

こんにちは。海亀です。

見てくれがド文系のせいか、「本を読むのが好きそう」という印象を抱かれることがままあるのですが、実際は普段から本を読む習慣はほぼありません。

本を読むのが嫌いなわけではないのですが、どうにも最後まで読み切れなかったり、面白そうだと手に取った本を読まずに放置してしまったりということが多いのです。

大学時代にあまりにも本を読まない自分に「このままじゃ馬鹿になるかもしれない…!!」と謎の危機感を抱き、とにかく何でもいいから本を読む習慣を付けよう!!!と思って一念発起しました。

その結果、年間80~100冊程度の本を読むことに成功したのでその方法をご紹介いたします。

 

 

1冊で完結する本を読む

まず、本を読む習慣のない人がいきなりシリーズものに挑戦するのは難しいと思います。

十中八九挫折します。

だからまずは「これなら読み切れそう」って思えるくらいの、軽めの一冊を読んでみることをお勧めします。

読む本は何でもいいけど、自分が興味を持ってる内容であんまり分厚くないもの、難解な言葉が多く出てこないものっていうルールで探すといいかもです。

とにかく一冊読み切ると達成感があるので、最初はその達成感を得るところから始めましょう。

伊坂幸太郎とかはほんとに面白くて読みやすかったです~!

 

 チルドレン
チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

伊坂幸太郎好きの友人に勧められたので読んでみた一冊。

当時まじで本を読む習慣が無くて読み切れるか不安だったけど、読み始めたら面白くてあっという間に読み終わっちゃってびっくりした思い出があります。 

 

児童書を読む

児童書って大人が読んでも面白い本がいっぱいあるんですよ!!

上橋菜穂子先生の「精霊の守り人」は実写化もして話題になりましたし、あさのあつこ先生も「バッテリー」や「No.6」など人気の作品がたくさんあります。

 

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

 
NO.6♯1 (講談社文庫)

NO.6♯1 (講談社文庫)

 

この辺だと大人でも読んでる人って多そうな気がします。

でもこういう有名な作品じゃなくても、図書館の児童書コーナーをうろつくと表紙やタイトルに惹かれて手に取ってしまう本がいろいろ出てくるんです。

子どもが読むことを前提にしているので文章も難しくないし、そんなに長くない中編くらいの本も見つけやすいですよ!

ちなみに私のおすすめ、というかお気に入りはこちらです。

 

月神の統べる森で
月神の統べる森で

月神の統べる森で

 

縄文ファンタジーという言葉に惹かれて手に取ったらとても面白かった…!

だって縄文ですよ!? そうそう縄文時代が舞台のお話ってないですよ。

こちらは全4巻のシリーズもの(+外伝)ですが、どれも読みやすくてさらっと読めてしまうのでそろそろシリーズものに手を出してみるかな、ってタイミングで読んでみてもいいかもです。

 

風の誘い
風の誘い

風の誘い

 

ごめんなさい、これ多分もう絶版なんですけど小学生のころから好きすぎて何度も読み返してるので紹介させてください。

旅行会社に勤める女性が、仕事に悩んで会社を辞めた日に不思議な絨毯屋さんに出会います。

そこでインド人の店主からとある絨毯の買い付けを依頼され、あれよあれよという間にインドに旅立ち絨毯を探す旅を始め、様々な出会いの末にその絨毯を見事に見つけだします。

インドでの旅の中で語られる幻想的なお話や異国の雰囲気がたまらなく好きで、何度でも読みたくなってしまいます。

また、大人になってからは仕事に悩む女性が主人公ということもあり、仕事がどうしてもつらいときに読み返すことがしばしばありました。

図書館に行けば取り寄せとかでも手に取ることができると思うので、ご興味がありましたら是非…!!

 

ライトノベルを読む

私の場合は角川ビーンズ文庫コバルト文庫だったのですが、この辺の本はとにかく短時間でサクサク読み進められるのが魅力だと思ってます。

多いときだと普通に一日三冊とかのペースで読めちゃいます。

一冊完結の作品も長編大作もあって、ファンタジーから歴史ものまで色々楽しめるところがお気に入りです。

あとは挿絵も多いから普段漫画しか読まないって人にもとっつきやすいんじゃないかと!

私が当時夢中になって読んでいたのはこちら。

 

流血女神伝シリーズ

本編、外伝を含めて全27冊の長編ですが登場人物が魅力的で、常に先が気になるストーリーの展開に一気に読み切ってしまいました。

とはいえこちらは政治や陰謀渦巻く国家間の争いなども扱い、タイトルの物騒さからも分かる通り平和なお話ではないのでものすごい鬱展開などもしばしば入ります。

なので苦手な人は苦手だろうなー、と思うと誰しもにおすすめはできないのですが須賀しのぶ先生の作品は時代考証や民俗背景などもガッツリ調べて盛り込まれているのでとにかく読みごたえがあります。

最近は普通の文芸誌で長編大河ストーリーなんかを書いていらっしゃるのでそちらもおすすめです。(むしろ私はコバルト文庫より先にこっちから入りました)

芙蓉千里 (角川文庫)

芙蓉千里 (角川文庫)

 

 

彩雲国物語
彩雲国物語 一、はじまりの風は紅く (角川文庫)

彩雲国物語 一、はじまりの風は紅く (角川文庫)

 

 NHKでアニメもやっていた中華風歴史ファンタジー長編。

本編18冊、外伝4冊に加え本編のその後を綴った短編連作集があります。

私はアニメから入ったのですが、こちらも陰謀渦巻く宮廷に王妃として入り、のちに官吏としてあらゆる困難に呑まれながらも強く生き抜く女の子のお話です。

登場人物の名前が全員中国風なので覚えづらかったり、見慣れない漢字があったりでなじみにくいかもしれませんが、その場合は先にアニメで軽く触れてから読んでみるのも一つの手だと思います。

読み進むにつれて登場人物への愛が深まりまくり、短編連作集の「骸骨を乞う」ではひたすら号泣してました。

たった一言の台詞でも、どれだけの想いや願いが込められているのかがそれまでの本編から痛いほどに分かってしまって、それらを知らなければ何ということもないようなア台詞にまで涙腺が暴発する有様です。

 

ドラマや映画化した作品を読む

今は実写化、アニメ化がかなりブームになっているので「原作は未読だけどこの作品知ってる!」っていうのはよくあることではないでしょうか。

 

私は2014年に放映された「ST-赤と白の捜査ファイル‐」にドハマリして、その勢いのままに原作を読みました。

 

ST 警視庁科学特捜班
ST赤と白の捜査ファイル Blu-ray BOX

ST赤と白の捜査ファイル Blu-ray BOX

 

 ドラマ版とは登場人物の詳細や、ストーリーも大きく変わっているので抵抗の合う方もいるかもしれませんが、「えっ、○○って実はこういう人だったの!?」みたいな驚きも結構楽しいものです。

それに面白い本はもうそれ自体を好きになってしまうことが多いので、ドラマはドラマとして、小説は小説として違う作品として好きになったりもします。

 

スケベな本を読む

正直に言うとスケベな本って読むのものすごいはかどります。

はやくスケベなシーンを読みたくてぐいぐい文字を追う速度が速くなっていくんですよね…。

スケベな本といっても、官能小説以外に普通の小説だけど激しいポルノシーンが入っているものなんかもありますよね。

私の場合はBL小説を読み漁りまくりました。

 

信号機シリーズ

 崎谷はるひ先生の小説はえっちなシーンが多くて、ストーリーもすごいんです!(語彙力)

毎回結構重い問題を抱えてる子がいて、その子の周囲を取り巻く問題を解決しようと色んな人が関わりつつ、その中で時にはすれ違うこともありながらもメインの二人が愛を育んでいくところがたまらないです。

 

パブリックスクール
パブリックスクール: -檻の中の王- (キャラ文庫)

パブリックスクール: -檻の中の王- (キャラ文庫)

 

全寮制男子校が好きじゃない腐女子なんているの…?

上流階級の人間が通う伝統的なパブリックスクールが舞台というだけで食いつくこと必至じゃないですか。

その上、えっちなシーンもすごく多くて濃厚なのでもはや感謝しかないです。

 

朗読を聞く

近代文学が好きな人ってなんか知的で憧れるのですが、残念ながら私には難しすぎてことごとく挫折してきました。

そこで朗読です。

自分で文章を読むわけではなく、誰かが読み上げるのを聞いているだけなので挫折も何もありません。

読み上げるのに合わせて文章を目で追えば、それは立派に読書になります。

今は文豪ブームもあって朗読CDもすごく増えているのでありがたい限りですね。

全文読んでいなくても、一部だけ聞いて興味が持てるかどうか判断するのもいいかもしれません。

 

あの声優が読むあの名作
あの声優が読むあの名作

あの声優が読むあの名作

羅生門 朗読CD付

 

現代語訳で読む

先ほど申し上げた通り、私は近代文学が読めません。

森鴎外舞姫は原文1ページ目で挫折しました。

でも舞姫は一度読んでみたいと思っていた作品なので諦めきれずに手に取ったのが、子ども用の現代語訳です。

多少違和感を感じる文章が出てくることもありますが、自分が普段から読んでいる文章に直されているというのはやはり偉大です。

「原文じゃなくちゃその作品の空気感を感じ取れない!」という意見もあるかもしれませんが、挫折して全く内容を知らないままよりも現代語訳や漫画でとにかく一度ストーリーに触れておけば、その後に原文を読むことがあっても内容をイメージしやすくなると思うのです。

最近はこんなシリーズも出ているようですし。

 

高野聖
高野聖 (現代語訳名作シリーズ)

高野聖 (現代語訳名作シリーズ)

 
蟹工船 (スラよみ!現代語訳名作シリーズ)

蟹工船 (スラよみ!現代語訳名作シリーズ)

 

 

エッセイを読む

エッセイのいいところは短いちょっとしたお話がたくさん入っていること。

ちょっと空いた時間に一つ二つお話を読む、ということできるのがありがたいです。

自分の興味ある分野がテーマになっている本であれば勉強にもなって一石二鳥です。

 

エクソフォニー -母語の外へ出る旅
エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)

エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)

 

 ドイツ在住の日本人作家のエッセイ。日本語でも、ドイツ語でも作品を生み出す多和田さんだからこその目線で言語についてあれこれ触れています。

個人的には語学専攻の大学生に、卒論とか書く前に読んでみて欲しい!

私は卒論書き終わってから読んですごく後悔したので…。

 

読書メーターに記録を残す

 たくさん読むことの分かりやすいモチベーションといえば数字です。

私は本を読んだら片っ端から読書メーターに記録していました。

bookmeter.com

冊数は勿論ですが、ページ数や月ごとの集計グラフなどの記録も残せますし、読みかけの本や積読の管理までできるのですっごく便利です。

また、読んだ本の情報を登録することで傾向を分析して趣味の合いそうなユーザーを紹介してくれる機能があります。

ユーザーと交流することもできますが、交流しなくてもそのユーザーが読んでいる本を見に行って自分も「面白そうだなー!」って思える本を色々開拓できるのがいいところかと!!

 

 

というわけで、私はこんな手段を使って何とか年間100冊を達成しました。

とにかくモチベーションを維持するために冊数を稼ごうと思って絵本を読むこともあったので、読書家といわれる人に比べると実際に読んでいる量はそんなに多くはないかもしれません。

でも、常に面白い本ないかなって図書館に行ったり、次はあの本が読みたいって今読んでる本が読み終わる前からわくわくしたり、そういうのが当たり前になっていくのが楽しかったです。

本を読むことは必ずしもすべての人にとって重要なことではないけれど、読めるようになると楽しいこともたくさんあるので、チャレンジしたい人は今からでもぜひ!!